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71歳の老師初体験!中国南昌で日本語を教える!

2014年09月13日 11時32分


9月30日 羽田発 中国国際航空183便で 北京経由 南昌へ旅立ちます。

僅か3ヶ月の滞在ですが、日中友好協会派遣日本語講師として、南昌市役所職員35名と
一般公募生徒若干名を対象に、日本文化も含め 日本語の基礎を教える事が主たる任務
です。

南昌市は日本人には余り知られていないようですが、江西省の省都で人口も500万人と
多く 特に1927年8月1日周恩来・賀竜による人民解放軍の建軍旗揚げの地として 中国
人民にはあまねく知られております。

南昌市外事弁公司が私の受け入れ先と為ります、従って滞在中は南昌中日友好会館の
宿泊室を宛がわれるそうです。

肝心の日本語講師としての能力は、養成講座卒業後横浜の日本語学校で 半年余り教育
実習を積んだ程度で、いわば初心者の域を出ず不安感もありますが、”現況のような厳し
い日中情勢の中で一人でも多くの中国の人達に 日本人・日本文化を知らしめ 理解してい
ただく事に意義がある”との協会の意向を踏まえ最善を尽くす所存であります。

中国は日本の25倍の国土を有し10倍を越える人民を擁する文字通り大国であります。
最近の経済・軍事・政治分野の躍進振りは 脅威を覚えるほどでありますが、一方 農村部
の貧困問題・ 少子高齢化・ 少数民族の不満・ 影の銀行・ PM2.5及び 食の安全・言論の
自由・ 歴史問題等々 中国社会を揺るがす多くの問題を抱える事も 隠しようの無い事実で
あります。

折角の異文化体験友好を第一にしながらも、中国悠久4千年の歴史の移り行く様をしっか
り見聞できたらいいなと思っています。私にとっては 得がたい経験! 71歳の錆付いた感
性をもう一度奮い立たせ、現地で体験した生の見聞録を趣味人倶楽部の寄稿欄に書き記
したいと考えています。

今娘夫婦が餞に手配してくれた箱根の宿でPCに対座しています、TVニュースで朝日新聞
社長のお詫び会見の様子が流れています、高校の後輩だから 少しく擁護する気持ちは持
っていたが、事実を曲げて報道した事で世界中で失った日本人の尊厳に対しどう責任を取
るのか一言も触れていないのが腹立たしい。

先日 矢張り高校時代の同窓が16名集まってくれて 歓送会を催してくれた。調子に乗って
酒の勢いもあり長広舌・・・遠慮なく容赦しない仲間から袋叩きに遇いました。今次 中国行
きにあたり 忠告を受け入れて 肩肘張らず 虚心坦懐に行こうとも思っていますが、生来の
性格は今更変えようも無く 如何相成ります事やら・・・ 万に一つ間違っても 朝日新聞の轍
は踏むまいぞと心して・・・